リウマチの症状と治療

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リウマチ症状と関節

リウマチ症状の活動期における発熱や体重の低下、食欲不振、疲労、貧血、リンパ節腫脹などの全身的な症状の他に、関節における種々の症状がありますが、関節の症状ではリウマチが悪化している限り続き、リウマチが改善されますとなくなりますが、大別すると関節炎、関節水腫、腱鞘炎、滑液包炎、関節変形があります。

 

関節炎の場合は、比較的小さい関節に生じる割合が高く、関節炎が生じますと、炎症が起こった関節は熱を帯びて腫れますが、赤く腫れ上がることは珍しく、関節を動かすことにより痛みはひどくなります。

 

関節水腫の場合は、急激に膝などに関節炎が生じ、多量の関節液が蓄積されますが、膝裏に袋状のポコッとした膨らみが認められることがあり、膝裏の膨らみは関節嚢腫ともいいます。

 

腱鞘炎の場合は、骨に筋肉がくっついているところに炎症、腫れが生じ、腱の動作に支障をきたしますが、この状態になりますと、力が加わったときにいきなり腱が腱鞘の内部を動くことになり、ばね指といわれる状態になります。

 

滑液包炎の場合は、関節の周りにある袋状の滑液包に生じる炎症で、炎症が起きますと滑液包の入っている液体が通常時より溜まり腫れが認められます。

 

滑液包炎の場合は、肘や足の関節の周りや、膝の前側に認められる割合が高くなります。

 

関節変形の場合は、リウマチが悪くなって関節が壊れたり、筋の萎縮が認められたり、腱が切れたりなどした場合に起きるなど、リウマチ症状は文字通り手足がいろいろな形に変形してしまう症状です。

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リウマチの症状が起きる理由
リウマチを発症するのは、免疫システムがおかしくなることによりと起きるとされていますが、最初は関節の裏打ちをしている滑膜組織という箇所に症状が認められます。
リウマチを発症しやすい人
リウマチ症状を発症しやすい人は日本国内での有病率が0.5〜1.0%で国外でも1%くらいの有病率です。
リウマチ症状のタイプ
リウマチ症状には急激に症状が進行するという印象があるかもしれませんが、実際は徐々に症状が悪くなっていく病気です。
リウマチ症状の経過
リウマチ症状の経過はいろいろですが、単周期型、多周期寛解型、多周期憎悪型、進行性憎悪型の4つのタイプがあります。
リウマチの関節外の症状
リウマチ症状に全身症状、関節症状の他、関節外症状というタイプがあり、主な関節外症状は、リウマトイド結節、肺障害、悪性関節リウマチ、二次性アミロイドーシスなどがあります。

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