リウマチの症状と治療

リウマチの症状と治療でリウマチの症状を一般的にいう場合、関節リウマチのことを言いますが、関節リウマチは全身の炎症性自己免疫疾患であり、手足の関節を中心に起きる疾患ですが、人には70弱の関節があるのですが、リウマチにより起きる関節の炎症をそのままにしていますと、関節が固まったり変形したりして、骨や軟骨が破壊されてしまいますし、他に発熱や眼、肺、血管の炎症というように関節だけでなく、いろいろな症状が起きますが、原因は明らかになっていません。

リウマチの原因が不明なため、治療の仕方が確立されているわけではなく、生涯に渡りリウマチと向き合う必要がでてきますが、有効な消炎鎮痛薬などの治療薬も出てきているため、早期診断や早期治療によって有効な治療をすることがポイントになります。

ちなみに、リウマチという名前はギリシャ語の流れを意味する言葉で、一般的には関節リウマチのことを指しているのですが、これ以外にリウマチ熱という症状があるのですが、リウマチ熱の引き金になるのは溶連菌感染であり、関節炎も生じるのですが、ほとんどの場合は心臓の筋肉に炎症が生じるもので、リウマチ熱は子供を中心に起きる疾患で、リウマチという言葉は入っているものの、関節リウマチとは全然異なる疾患なのです。