リウマチの症状と治療

リウマチ患者助成制度というリウマチ患者の助けとなる制度を紹介します。

■身体障害者福祉制度
1〜6級の身体障害者として認定を受けますと身体障害者手帳を取得できますので、福祉制度に基づくいろいろなサービスの対象になります。
■公的介護保険
40〜64歳の年齢であっても、関節リウマチを含む特定疾病により介護が必要な場合は、介護サービスを利用することができます。
■難病患者等居宅生活支援事業
平成9年度にスタートした制度で、関節リウマチ患者の場合、上記施策のサービスを利用していない場合でも、ホームヘルプサービス、ショートステイ、日常生活用具給付というような支援策を利用することができます。
■医療保障制度
1ヵ月に1ヶ所の病院に支払った保険適用分の医療費が、年収ごとに決められた金額をオーバーした場合、オーバーした自己負担額の払い戻しを受けることができますので、申請し高額療養費を加入する医療保険から受け取ることができ、老人の場合は、高額医療費を市町村から受け取ることができますし、悪性関節リウマチの場合は、特定疾患治療研究事業によって医療保険各法における自己負担分を公費でカバーしていますが、所得と治療の状況次第で自己負担が発生します。
■税金の控除
家族の分を含む1年間に生じた医療費が、決められた金額をオーバーした場合、確定申告の際に申請を行うことにより所得税が減額されますし、身体障害者として認定されている場合は、手帳の提示を行うことにより障害者控除を受けることができます。
■障害年金
公的年金制度に加入している最中に障害者になった場合、年金や一時金を受け取ることができます。